奈良の唐院自治会様から講演依頼があり枦山が講師で登壇しました。
企業や団体、自治体、自治会や町内会からの講演依頼が増えております。
講演依頼をしたい方は下記のお問い合わせフォームを活用ください。
奈良の唐院自治会様にて
『これからの自治会運営について〜防災・防犯・地域コミュニティ〜』について講演。
今までのカタチだけの防災訓練は意味がない事が多く、備蓄の知識や災害時に本当に必要なもの、コト、ヒトの準備について。
かなり多くの方がメモを取ってくれた。
やはり眠たくなる形式的な話より、被災地で経験したリアルな話が皆さん興味があるし、自分に矢印向けて考えてくれる。
机上の空論ではなく、具体的な案までお渡しし、通常の活動の中に+aするだけで大きく変わる仕組み、避難所運営マニュアルの作り方などをお伝えしました。
避難訓練から一つ前に進めて、避難所運営まで落とし込み1人でも多くの方が助かる地域の自治会のカタチを提案しました。
次は町や県、社協、外部協力者と連携し
防災アプリや情報共有の手法もお伝えしていきます。
せっかく時間を使うなら現実的に必要なことに時間を使う。
避難所運営の課題
1. 空間管理とプライバシー
2. 衛生管理
3. 食料・物資の供給不足
4. 高齢者・障がい者対応
5. コミュニケーション不足
6. 精神的・心理的ケア
7. 運営スタッフの疲弊
8. 防災計画と避難訓練の不足
9. 地域独自の課題
10. ペット避難
地方の自治会の課題
1.担い手不足
高齢者が自治会運営を支えている一方で、体力的負担が大きくなり、役員やイベントの運営が困難になっており若年層の流入が少なく、新しい担い手が確保できない状況。
2.防災・防犯活動の脆弱化
災害時や緊急時の対応が十分にできない。高齢者だけでは避難誘導や物資の運搬が困難。
3.地域行事の縮小・消滅
参加者が減少し、従来の行事や祭りが継続できない。高齢者にとって行事が負担になりつつある。
4.孤立化の進行
高齢者が地域内で孤立しやすく、住民同士のつながりが希薄になっている。
5.移動手段の不足
車を運転できない高齢者が増加し、日常の移動や自治会行事への参加が難しい。
6.財政基盤の弱体化
会員数の減少に伴い会費収入が減り、自治会活動の運営資金が不足
最後に
机上の空論ではなく、地域を変えるのは地域の事業者だと思っています。
大企業や自治体だけではなく、地域の企業が地域を支えるそんなまちづくりを推進できればと思います。
それぞれの持っているリソースを掛け合わしたまちづくりで日本を元気にしていければと思います。