大阪府と防災協定締結先と連携した炊き出し訓練の実施〜2025〜

― イオン様、泉南市と連携し、実践的な公民連携防災モデルを展開 ―

2025年10月、イオングループ、泉南市、大阪府消防協会泉南地区支部、大阪府の主催する「泉南市・イオングループ合同防災訓練/防災・安全フィールドワーク・キャラバン」 に、一般社団法人地域活性化プロジェクト縁GIN(事務局:COMMON株式会社)は、キッチンカーによる炊き出し支援の実働部隊として参加しました。

今回の訓練は、「実際に動く」「連携して備える」をテーマに、自治体、企業、地域団体が一体となって防災力を高めることを目的に実施。

縁GINでは、災害時に即応可能な移動式炊き出し体制を構築し、イオングループ様やCOMMONの企業会員である株式会社アクアヴェールとの連携のもと、温かい食の提供訓練を実施しました。

■ 公民連携 × 民民連携で進化する「実動型防災訓練」

これまで縁GINは、

2024年11月:大阪府との炊き出し訓練(初参加)
https://common.or.jp/2024/11/18/oosakafu-takidashi/

2025年9月:富山県での生協連携型炊き出し訓練
https://common.or.jp/2025/10/07/9-28/

と、地域や民間パートナーごとに異なる形で実践的な防災訓練を重ねてきました。

そして今回の大阪府訓練では、

「公(自治体)×民(企業)×民(地域団体)」の三位一体体制で新たな形を実現。

泉南市も加わり、地元行政との連携を深めると同時に、民間同士の横のつながり(イオン様・キッチンカー事業者やCOMMON会員企業の株式会社アクアヴェール様など)が強化されることで、“現場で動けるネットワーク”をより広げることができました。

■ 炊き出しを通して見えた課題と成果

現場では、災害時を想定した実動訓練として、キッチンカーが被災者支援の拠点となることを想定し、温かい食事の提供・衛生管理・食材供給の流れを検証しました。

訓練の結果、

• 移動式炊き出し体制の即応性の高さ

• 食材提供企業との物流連携の可能性

• 現場運営のオペレーション改善点

など、実際の災害対応を見据えた多くの学びが得られました。

「行政だけでも、企業だけでも完結しない。公と民が、そして民と民がつながることで、本当に“動く防災”ができる。」

── これは、縁GINが重ねてきた各地での実践から見えてきた確信です。

■ 今後の展開

縁GINとCOMMONは、今回の大阪府での実施を通じて、自治体・企業・地域団体が連携できる「災害対応ネットワークモデル」をさらに広げていきます。

各地の訓練や防災イベントにも、現地の実情に合わせた炊き出し支援体制を組み、実際に“動く訓練”として支援していく予定です。

公民連携に加え、民間同士の連携=民民連携の強化こそが、平時からの関係づくりを通じた「減災」「共助」につながります。

■ 同様の取り組みをご希望の自治体・企業の皆様へ

COMMONでは、各自治体・企業・団体の課題や地域特性に合わせた「防災・減災の連携モデル」構築をサポートしています。

  • 防災訓練への出展・炊き出し支援
  • 公民連携フォーラム・ワークショップの共同開催
  • 有事対応型キッチンカー・移動支援拠点の導入相談

同様の取り組みをご検討される自治体・企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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