能登半島地震から2週間 キッチンカー食事支援事業大阪府と連携
15日前に発生した能登半島地震から、被災地の苦しい生活が続いています。石川県によれば、震災で222人が犠牲になり、22人が安否不明のままです。約1万9000人が避難所での生活を余儀なくされ、15地区490人が孤立状態で、高齢者たちは命の危険にさらされています。また、断水や停電が依然として多くの地域で続いており、復旧の見通しがたっていません。
COMMON株式会社の代表理事枦山義彦が代表理事を務める一般社団法人地域活性化プロジェクト縁GINは、大阪府と連携して1月16日より約二週間にわたり「令和6年能登半島地震」の被災地(石川県輪島市)で炊き出し事業「大阪もんキッチン」を実施します。
2024年1月15日に、大阪府庁にて「キッチンカーあったかい食事支援隊 出発式」が行われました。
大阪府知事は、「ぜひ温かくて美味しい食事を届けてもらいたい」と述べ、4台のキッチンカーが現地に向かいました。
代表の枦山義彦は、「キッチンカーだとそこで調理もできて温かいものを提供して、ごみも持ち帰ることができる。現地に迷惑をかけないように気をつけつつ、支援したい」とコメントをしました。
被災者に豚汁やちゃんこ鍋、揚げ物などの食事を昼と夜に1日最大1,000食が提供されます。
これからは、輪島市内で2週間ほど支援活動が行われる予定です。この支援によって、被災地の方々にあたたかい食事と励ましを届け、少しでも生活が楽になることを願っています。