守口市経営者交流プログラム<レポート>

【2/22 公民連携経営者交流型守口市プログラムレポート】

守口市交流型プログラムCOMMON株式会社主催

概要
・日時:2024年2月22日(木)16時〜17時
(18時より希望者参加の懇親会)
・主催:COMMON株式会社
・協力:守口市、一般社団法人WELLEX、一般社団法人地域活性化プロジェクト縁GIN、MSD株式会社
・タイムスケジュール
⑴守口市の進める公民連携の取り組み
 企業版ふるさと納税に関しての紹介 
 守口市役所 元永様  
⑵企業から見た公民連携事業のメリットと進め方  
 COMMON株式会社 代表取締役 増田
⑶これからのまちづくりの未来について
 COMMON株式会社 COO 枦山
⑷参加企業の紹介、PR
・目的:地域課題を共有しながら、公民連携の機会や守口市との関係人口や交流人口の増加に繋げる。


守口市は、大阪平野のほぼ中央部に位置し、古くは農地が大部分を占め集落が点在していましたが、大阪市に隣接する西部地域から市街地が発展し、特に高度成長期には一挙に市街地が拡がりました。
 そんな守口都市核周辺に関わる課題について、以下のように整理されています。
 ①玄関口に相応しい都市基盤整備と都市機能導入による都市イメージの向上
 ②賑わいと交流・まちの回遊性、都市活力の向上
 ③地域資源の活用と発信、多様な主体と連携した取組み推進による都市魅力の向上
 守口市はこのような課題への取り組みを公民連携で行い、民間企業と一緒に課題に対して取り組んでいます。

今回、大阪府や兵庫県などの関西だけでなく、東京や愛知県の企業も参
加していただきました。日頃から自治体と公民連携による事業をされている企業や、今後行っていきたい企業など様々な業種の企業の方がご参加いただきました。

企業側からはまちづくりに取りみたいが何をしていいかわからない、自治体と繋がりたいがそんな機会がないと言う話を事前に聞いていました。また、自治体からは、公民連携を進めたいが企業との対話の機会が少ない域外との企業とが繋がる機会がほとんどないとの声もうかがっていました。
この公民連携プログラムでは、その様な自治体と企業が対話を重ねるなかでビジョンを共にした関係性を作っていきます。公民連携によるまちづくりを進めていくきっかけを作り、関係人口・交流人口の拡大に繋げていく目的で行っています。

守口市からは守口市企画財政部の元永様から、守口市の進める公民連携の取り組みについてお話いただきました。参加者の中には守口市に初めて来たという方が何人かいらっしゃいました。そんな中、守口市の紹介や守口市の魅力や課題に関しても触れられています。

 また実際に守口市との公民連携の取り組みを関する際の進め方についてや、実際に行われた公民連携事業に関しての事例もお話しいただきました。このようなお話をいただいたことで、参加者の中からは公民連携の進め方のイメージがとてもつきやすかったとのお話も伺っています。

 公民連携事業を進める上では「企業版ふるさと納税」制度の活用に関してはとても重要な要素になります。今回も前回の泉佐野市と同様に守口市からも企業版ふるさと納税に関しての説明や、事業に関する内容が多くありました。参加者の中にも、初めてその制度を聞くという方も多く、まだまだ認知度が低い印象です。
今後、自治体との取り組みを進めたい企業に関してはこの制度を活用することは、とても効果的かと思います。

主催であるCOMMON株式会社の増田からは、「企業から見た公民連携事業のメリットと進め方」をテーマに話をさせていただきました。
企業目線に立ったとき、自治体との事業を行うことにハードルが高く感じて、どう進めていけばいいかわからないという企業も多いかと思います。自治体に繋がれなかったり、話を聞いてくれないと感じてしまっている方は多数いらっしゃると思います。しかし実際のところ、よくあるケースとしては、ただ自社の製品やサービスを使ってもらいたいという形の営業をしているだけになっていないでしょうか。
 やはり、大事なことは、まずは自治体と企業が対話を重ねながら将来まちづくりに対して同じビジョンを共有することだと思います。そんな機会をCOMMON株式会社では共有していきます。  

COMMON株式会社のCOOであり、一般社団法人地域活性化プロジェク
ト縁GINの代表である枦山からは 「これからのまちづくりの未来について」というテーマで講和いたしました。

今まで多くの自治体とのまちづくり関連事業の実績もあり、現在大阪府と連携しで石川県の被災地への支援等も行っています。枦山からは、まちづくりのビジョンを共有する上でどのような考え方や行動をしないといけないのかを実体験をもとに話をさせていただきました。

参加者交流の中でも、活動紹介だけでなく自社の事業において守口市と何か公民連携の取り組みができないかという具体的なお話をする機会を作っています。その中で、域外の企業でも守口市との関係人口を構築ができ継続的に来てもらったり、ビジネスとしての関わりを作るようにしています。
参加された守口市内外の企業が自分ごと化して、守口市に関わる機会の構築が出来たかと思います。

 セミナー後の懇親会でもさらに具体的な公民連携事業の取り組みのお話をされたり、具体的に企業版ふるさと納税の寄付企業に繋がるお話などの声も上がっていました。
 関係人口、交流人口増加のためにも行った今回の企画ですが、もっと地域内の事業社も参加していただければよかったように思います。地域内外の事業社や自治体などが一緒に自分ごと化するような取り組みを続けていければと思います。

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