COMMON株式会社は、2024年10月14日(祝)兵庫県芦屋市にてJAPAN KIDS FESTA芦屋実行委員会と「JAPAN KIDS FES in ASIYA 2024」(https://common.or.jp/2024/10/04/ashiya-japankidsfes/)を開催しました。
このイベントはスポーツや防災を通してこどもの教育や地域交流や地域課題を企業や学生などが力を合わせて開催するイベントです。
スポーツに関わる人はもちろん、サッカーに普段関わらない人でも楽しめるように、キッチンカーなどのマルシェや企業ブース、縁日などのブースも出店されるため、様々な人が楽しく学べるイベントとなりました。
当日は小中高生や親子連れ、地域の方々など沢山の方が来場して、スポーツの秋を満喫。
芦屋市長にも来ていただいたり、だんじりや地域の子供達のステージなど様々な催しがあり賑わいを作りました。
【第3回 芦屋フットボールフェスティバル開催概要】
開催日時 | 2024年10月14日(月/祝) 午前9時~午後5時 |
開催場所 | 芦屋学園グラウンド (兵庫県芦屋市陽光町2-2) |
入 場 料 | 無料 |
主 管 | JAPAN KIDS FESTA芦屋実行委員会 |
主催 | 一般社団法人WELLEX COMMON株式会社 一般社団法人地域活性化プロジェクト縁GIN |
後 援 | 学校法人芦屋学園 (芦屋大学、芦屋大学大学院、芦屋学園高等学校、芦屋学園中学校、芦屋大学附属幼稚園) |
協 力 | COMMON株式会社、MSD株式会社、一般社団法人日本移動販売協会(モビマル)、芦屋大学・学園サッカー部、株式会社ProblemSolving、三条地車保存会、兵庫県柔道整復師会阪神南支部、潮芦屋ふれあい元気の会、セブンイレブン潮芦屋店、わかば子ども食堂、など |
開催条件 | 雨天決行(荒天中止)/ 新型コロナウイルス関連:国・自治体の判断に準拠 |
目 的 | スポーツや防災を通してこどもの教育や地域交流や地域課題の解決を行うイベント |
イベントスケジュール
会場見取り図
【イベント内容】
①少年サッカー大会や走り方・運動教室の実施による交流とスポーツによる観光誘致
スポーツイベントを行うことでの芦屋市外から芦屋市へのスポーツによる観光誘致を行い地域の活性を目指す。
②地域の住民が防災・防犯についての学びや共助の為のコミュニティ形成の場づくり
阪神淡路大震災を風化させぬよう、地域住民や学生、地域企業が集う場となり、平時からの地域コミュニティを形成する場とし、有事に備えた共助の取り組み。また能登半島地震に活躍した災害支援のキッチンカーも集合
③障がい者サッカーなどの体験会と交流
障がい者スポーツの体験会や試合を通じ、障がい者スポーツへの理解と認知度の向上を促す。 また体験を通じた共生社会への意識を高めるきっかけとする。
④移動販売による食育や健康に絡めたイベントの実施
キッチンカーを活用した食育(地産地消、健康)による食事の提供や、健康に関連する専門家や関連する企業によるブース出店やワークショップ の開催による健康増進の機会を提供。
⑤企業の展示ブースにてPR活動や職業体験、各ステージによる賑わいの創出
来場者に対しての地元企業などの展示ブースにてPR活動の機会を提供。 ブースにての体験や、パンフレットやSNS、イベントホームページに よる広報活動を協力することでの地元企業の広報活動のサポートを行う
⑥周辺地域のクリーンアップ活動や地域交流や文化体験
開始前後での周辺地域のクリーンアップ活動や、地域のだんじりも参加し地域交流の機会を作る
イベント目的・背景
新型コロナウイルスの流行後、心身の健康だけでなく、地域間や他者とのリアルな交流などの社会的な面や、経済的な面での健康が損なわれています。
そのような様々な問題に対して、スポーツを通して地域交流や地域課題の解決を行うイベントを企画し、芦屋市などの自治体や芦屋大学などの教育機関、企業や団体などのと連携し開催しました。
地域の未来を創る学生のアウトプットの場
芦屋学園(大学・高校)サッカー部の学生がイベントの企画や運営に参画し、 このイベントを通じたキャリア教育を実施しています。(Future Project芦屋モデル)教員だけでなく、企業や行政と共に力を合わせ人材教育に取り組むことでの地域経済発展に貢献。
学生が運営や各企業のサポートを行うことで、社会人との繋がりが持て将来のビジョンの共有や学生と企業のキャリア教育やリクルートの一環になるアウトプットの場としてイベントを開催しています。
イベント内容
当日のイベントは下記の内容で同場所で開催致しました。
①少年サッカー大会や走り方・運動教室の実施による交流とスポーツによる観光誘致
当日は地域の小学4年生を対象としたサッカー大会を開催(参加チーム6チーム)しました。
地域外のチーム(今回は大阪府泉佐野市など)も参加することでサッカーを通して、芦屋市外からの芦屋市へのスポーツによる観光誘致を行い地域の活性を目指します。
小学生の低学年と高学年を対象とした走り方教室を開催し、サッカーを普段している子供以外の方への運動機会を作りました。
子供だけでなく、保護者や家族も来ることで来場数が多く参加されました。
②地域の住民が防災・防犯についての学びや共助の為のコミュニティ形成の場づくり
共助の概念が生まれたきっかけは、1995年に兵庫県で発生した阪神大震災といわれています。 阪神大震災を含め、そのあとに発生した自然災害で共助が果たした役割は大きく、その重要性が再認識されています。
今回のように多世代にわたって人が交流する機会を作り、地域のコミュニティ形成をする場を作ることはとても重要です。
その中でこの潮芦屋地域は高齢者施設等も多くあり、自助だけでの災害対策は困難と言われています。その中で、学生など若い世代の力なども協力得る為には日頃から関係性を構築する必要があり、このような機会を形成してコミュニティや若い世代に地域に関わる意識を持ってもらう機会を作っています。
③障がい者サッカーなどの体験会と交流
当日はアンプティサッカー(切断障がい者)やロービジョンフットサル(弱視)の選手達に来ていただき、障がい者サッカーに触れる体験・交流会を実施しました。
アンプティサッカーは関西Sete Estrelasの選手が参加され、杖を使ったアンプティサッカー体験を行い実際に足の無い状態でのサッカーを体験をしました。
ロービジョンフットサルでは、デウソン神戸の選手が参加していただきゴーグルに細工をして選手の視野を体験してもらう体験等も行なってもらっています。
これらの体験や選手との交流により、障がい者スポーツへの理解と認知度の向上を促し、また体験を通じた共生社会への意識を高めるきっかけとなればと思っています。
④移動販売による食育や健康に絡めたイベントの実施
今回はも沢山のキッチンカーが参加され、様々な飲食を楽しめる場所を提供しました。大会に参加している子供達だけでなく、保護者や地域の住民の方もキッチンカーに足を運び、普段食べられないような食事を楽しんでいました。
また、健康に関連する専門家や関連する企業によるブース出店やワークショップの開催による健康増進の機会を提供し、子供達の運動教室なども行うなど健康増進のきっかけを促しました。
⑤企業の展示ブースにてPR活動や職業体験、各ステージによる賑わいの創出
来場者に対して、地元企業などの展示ブースにてPR活動の機会を提供しました。
昨年に引き続き芦屋市長の髙島崚輔様やによるトークショーを始め、地域の子供達による各種ステージ、など様々なステージによって賑わいをさらに活気付けました。
⑥周辺地域のクリーンアップ活動や地域交流
イベント前後には会場周辺の環境への意識を高めると共に、持続可能な地域の環境のための学びの場とするクリーンナップなども開催しました。サポートしてくれた高校生や大学生も参加して、持続可能な社会に対してのインプットも行いました。
また芦屋市のだんじりふれあい体験(三条だんじり)とわかばこども食堂も参加。
コロナウイルスの蔓延後に自粛していただんじりの活気に触れることで、参加者や周辺住民も活気や笑顔に包まれました。
引き手が少なくなっているだんじりには、だんじり体験を行い沢山の子供達が力を合わせて笑顔でだんじりを引く姿を見ることができました。
今後の展望
今回3回目となった行った潮芦屋でのスポーツイベント。
前回の取り組みに加えて、より地域の方にも関わっていただき行うことができました。
市長だけでなく今回は芦屋市や泉佐野市の市議会議員様、兵庫県の公民連携課の方も観に来ていただけました。
今後の課題としては自治体や行政とも今回の取り組みを通じて関わってもらえるように出来ればと思っております。
引き続きJAPAN KIDS FESTAを今後は継続したシティプロモーションとして年に1、2回の頻度で行う予定にしています。
またそれだけでなく、芦屋大学とも連携しサッカーだけでなく他のスポーツでも取り組み、防災や高齢者のための取り組みなど、学生と共に地域や社会課題を解決するための取り組みにしていく予定です。
また今後は同様な形で、他地域での開催や「スポーツ」だけでなく「ものづくり」など様々な形での地域活性につながる取り組みを様々な方々と一緒に創ろうと思います。
今様々な地域で、COMMON株式会社は公民連携によるまちづくりの取り組みを行っています。
地域一体となって10年、20年後の地域の未来を考え取り組んでいける取り組みを行っていければと思います。
当日参加された方や、準備を協力していただいた方、地域の皆様の協力と理解の上行うことができたイベントです。皆様本当にありがとうございました。
JAPAN KIDS FESTA芦屋実行委員会
実行委員長 増田勇樹