【地域の力で命を守る】
2025年11月9日、大阪府守口市のさくら小学校で、地域コミュニティ協議会主催の「さくらフェスティバル」にて、防災をテーマとした炊き出し・非常食試食訓練が行われました。



この取り組みは、今年初めに開催された「防災フォーラム」での学びや出会いをきっかけに、地域コミュニティ協議会からご相談をいただき、行政・地域・民間が連携して実際に“動いた”訓練として実現したものです。

(公民連携防災フォーラムin守口レポート:https://common.or.jp/2025/01/21/forum-report/)
他にも富田林市でも地域コミュニティとの取り組みも行っています。
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◆ 防災は、日常のつながりから生まれる



訓練当日は、災害発生を想定して、学校が避難所として開設されるところからスタート。
地域コミュニティから守口市役所に炊き出しの要請が入り、市の危機管理室からの連絡を受けた一般社団法人地域活性化プロジェクト縁GIN(事務局:COMMON株式会社)が現場支援を担当しました。
当日の朝、キッチンカーが小学校に到着すると、地域住民・PTA・防災委員の皆さんが協力し、テーブルや椅子の設営、食事スペースの確保などを手際よく準備。
12時30分からは、実際の避難所運営を想定した「非常食試食会」を実施しました。
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◆ “食を囲む”ことで生まれる安心と笑顔



訓練では、縁GINが運営するキッチンカーによる炊き出しのほか、水や備蓄食材など地域で備えている資源を活用。
配給や列整備、ゴミ分別、片付けまで一連の流れを体験し、災害時に必要な連携と段取りを確認しました。
特に印象的だったのは、参加者が「食」を通して自然に声をかけ合い、笑顔が広がっていく様子。
非常時こそ、人と人とのつながりが安心を生み出す――そのことを誰もが実感する時間となりました。
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◆ エニシンク事業としての地域コミュニティ支援

このような地域に根ざした活動は、COMMON株式会社の「エニシンク事業」の一環として行われています。
エニシンク事業では、自治会・町内会・子ども会・PTAなど、地域コミュニティが抱える課題に寄り添い、
- 防災訓練の企画・運営支援
- 地域イベントでサポート、防災啓発・体験プログラム
- 行政・企業との連携コーディネート
などを総合的にサポートしています。単なる“イベント”ではなく、地域の絆を強くする仕組みづくりとして位置づけており、住民同士が自ら考え、動ける体制づくりを支援しています。
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◆ 費用負担についての安心サポート
「興味はあるけれど、費用が心配…」という声も多く聞かれます。
しかし、今回のような炊き出し訓練や防災体験イベントは、自治体が実施する地域コミュニティ推進事業や自主防災組織の活動補助金の対象となるケースが多くあります。
common株式会社では、
- 自治体の補助金や交付金の活用方法のご案内
- 申請サポートや書類作成のアドバイス
- 自治体への確認・相談サポート
なども行っており、地域の皆さんが安心して取り組めるよう伴走支援を行っています。
「自分たちの地域でもやってみたい」「どうやって申請すればいいの?」
そんな段階からでも、気軽にご相談ください。
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◆ “備え”を地域の文化に



災害時に本当に役立つのは、モノだけでなく「人との関係性」です。
行政・学校・地域・民間が顔の見える関係をつくり、普段から信頼と協力の土台を築くことが、いざという時の最大の力になります。
縁GINとcommon株式会社は、今回のような地域訓練をきっかけに、「防災を通じた共助のまちづくり」を全国へ広げていきます。
まちづくりは一朝一夕には育ちません。信頼・関係性・役割を地道に重ねていく“複利の力”で、持続的な地域づくりを進めていきます。
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【お問い合わせ・ご相談】
地域防災訓練・炊き出し体験・防災フォーラム開催のご相談は下記のページのお問い合わせからご連絡下さい。
👉 補助金の活用相談や地域での実施支援もお気軽にご相談ください。
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