公民連携防災フォーラムin守口市 開催レポート

COMMON株式会社は災害時は被災者支援活動を行い、平時はそれらの教訓を元に、一般市民の視点で、災害の現実に即した家庭や地域と団体への防災活動を行なっております。

実際の能登半島で起きた教訓を共有、また今回のホストとなる守口市の防災災害時における取り組みなどの情報を共有しました。

今回のフォーラムの開催経緯

今回のフォーラム開催は自治体である守口市ではなく、COMMON株式会社と一般社団法人地域活性化プロジェクト縁GINの2社が主催させて頂き、守口市が協力としての開催になりました。

守口市とCOMMON株式会社は包括協定を締結して、防災を含めた公民連携によるまちづくりを実践しています。
詳細は下記のページをご覧ください。
https://www.city.moriguchi.osaka.jp/kakukanoannai/kikakuzaiseibu/kikakuka/kouminrenkei/houkaturennkei/18098.html

理由として、能登半島地震で起きたのは行政側のマヒも起きており、自治体だけでの災害対応が難しい現状でした。日頃から市民も巻き込んでの民間企業や市民など自主防災組織も積極的に関わりながら、公民連携また市民も巻き込んだ防災の大事さを痛感しました。

今回のフォーラムでは市民や民間企業、自主防災組織や町内会の方などが一緒に地域の防災を考えるキッカケになればと思い開催しました。

参加者

今回の参加者は、市長や危機管理室を含む自治体関係者、地域の自主防災組織など市民の方、さまざまな企業の方など50名ほどの参加者がいらっしゃいました。
守口市民だけではなく、その他のエリア、遠くは東京からも興味のある方に参加していただけました。

フォーラム内容

まずは守口市市長の瀬野様よりご挨拶をいただきました。
市長から率先して、今後の守口市の防災や災害対策に関するお話をされました。

特に有事の際はリーダーの存在は大きく、日頃から瀬野様も地域の取り組みには率先して参加されております。

次に守口市危機管理室から、危機管理室長の吉崎様より守口市の防災に関しての取り組み説明をお話いただきました。
守口市の現在建設予定の防災センターやハザードマップの情報をお伝えして頂きました。

実際に浸水するエリアのお話や防災情報の取得に関してなど、配布もされているハザードマップですが改めて内容をしっかり理解することで、事前の対策も行えるのでこのような機会を自治体から直接聞く機会は重要です。

COMMON株式会社の取締役、一般社団法人地域活性化プロジェクト縁GINの代表理事である枦山からは、実際に能登での避難所での事例を踏まえて、被災時に必要なことや、平時から準備しておかないといけないことなどをお伝えいただきました。

枦山を中心として約8万食をキッチンカーによる炊き出し支援を行ってきました。
食事だけではなく、物資の搬送なども行い日々、避難所での対応を目の当たりにしてきた枦山だからこそ伝えられる現場での生きた情報があります。

実際に自治体職員も被災者であり、有事の際に行政が完全に機能する事は難しいです。
その為に公民連携や、自助や共助での防災対策を有事に備えて普段から行う必要があります。

今回では参加された自主防災組織の皆様などからも、講演終了後には「助けてほしい」「一緒に何か取り組みたい」などの声を頂きました。
そういった声を吸い上げながら、守口市では公民連携での防災の取り組みを今後も進めていきます。

今回は守口市での取り組みでした。
今後は様々な自治体や町内会などからも、講演や防災関連のイベントや取り組みの依頼が多く来ております。

COMMON株式会社はこのような公民連携による取り組みを進めていきます。
ご興味のある自治体や企業の皆様は下記のお問い合わせからご連絡ください。

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