COMMON株式会社が事務局を務め、弊社取締役の枦山が代表を務める一般社団法人地域活性化プロジェクト縁GINと大阪府富田林市と「災害時におけるキッチンカーによる食事提供の実施等に関する協定の締結」を行っています。
協定に関してはこちら
―「いざという時に助け合える顔の見える関係性」づくりに向けて―
2025年5月21日、富田林市消防署会議室にて「第1回 富田林市防災協定締結団体交流会」が開催されました。本交流会は、有事の際に真に機能する公民連携体制の構築を目的とし、災害協定を締結している民間団体と行政が顔を合わせ、連携の深化を図る初の取り組みです。

背景と目的
一般社団法人地域活性化プロジェクト縁GINと富田林市は、災害時における支援連携協定を締結しています。COMMON株式会社は縁GINの事務局として、平時から富田林市との情報交換や地域連携の体制づくりに取り組んできました。
これまで、災害協定を結んでもその後の具体的な取り組みに繋がらなかったり、自治体や企業の担当者変更により関係が希薄になるという課題がありました。また、能登半島地震のように自治体自体が被災するケースでは、民間との連携が不可欠であることが改めて浮き彫りになっています。
今回の交流会は、そうした課題をふまえ「いざという時に助け合える顔の見える関係性」を構築するための第一歩として開催されました。
プログラム概要




交流会では、以下の内容が共有されました。
• 富田林市危機管理室より:市の防災対策や有事の際の連携体制についての説明
• 株式会社M&C様より:地域包括ケアにおける薬剤、看護、介護分野での連携体制についての発表
• 公益社団法人大阪府獣医会様より:災害時におけるペット同伴避難の課題と対応について
• 一般社団法人縁GINより:増田・枦山両名から、能登半島地震における支援活動の報告と、富田林市での今後の地域連携の方向性について共有
多様な連携に向けた意見交換






当日は、社会福祉協議会、大手運送会社、獣医師会など、多分野からの参加者が一堂に会し、有事の際にどのように地域内で支え合えるかについて活発な意見交換が行われました。
参加者からは「実際に顔を合わせて話すことで、連携のイメージが明確になった」「それぞれの強みを活かした協力体制が重要」といった前向きな声が多く聞かれ、公民が手を取り合う防災体制の必要性と可能性を共有する場となりました。
今後の展開
今回の交流会は富田林市としての第1回目の取り組みであり、今後も継続的な開催を予定しています。防災・減災における実効性ある公民連携ネットワークの構築を進めていく中で、COMMON株式会社および縁GINとしても、地域に根差した実践的な取り組みをさらに広げてまいります。
自分たちの地域でも同様の取り組みを行ってみたい、自分たちのところも助けて欲しいなど様々な声を最近は頂きます。
まずは下記のお問合せからご相談ください。
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