2025年10月25日(土)に箕面市役所にて地域の交流機会となるイベントを開催しました。
この取り組みは実行委員会形式で、箕面市/箕面観光協会/箕面商工会議所 等が連携し、地域活性化を目指して展開し、こちらはCOMMON株式会社が運営サポートに関わっています。
出展者は地域の出展者を主役とし、新鮮な農産物の直売、テント&キッチンカー付き出展、体験プログラムなど多彩な内容で構成しています。

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当日の様子とトピックス

地域出展者が主役
このマーケットの特徴は「地域の人たちが主役」という姿勢が明確で、箕面市内の農家さんが “箕面でつくった農産物” をその場で直販するコーナーが設置されました。
野菜・果物など新鮮な地場産品に加えて、テント出展・キッチンカーも40以上が参加。これにより、市民への“すぐそばで買える・出会える”市場体験が提供されました。

体験プログラム&屋内・屋外エリア
屋内・屋外それぞれの会場を活用し、屋外ではキッチンカーやテント出展、屋内ゾーンでは体験コーナーや山野草展が行われていました。
特にキッズ向けプログラムが充実。
• NPO法人MerryTime「ダンボール迷路で遊ぼう!」
• 産総研関西センター 科学教室「光について学ぼう☆紙コップをつかった分光器づくり」
こうしたプログラムは、単なる“買い物市場”ではなく、“体験・学び”を通じて来場者のスイッチを入れる工夫として機能していました。
公民連携による地域活性化の取り組み



本イベントでは、自治体(箕面市)・観光協会・商工会・地域の出展者・運営サポート企業(common株式会社)という多様なステークホルダーが“実行委員会”形式で連携しており、地域の“人・モノ・場”を再活性化するための、いわば「公民連携型マーケット」と言えます。
地域の人々が主体となって発信・参加できる場づくりが、3回目となった今回も意識されていました。
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成果・可能性・今後の展望




成果
• 地域の農産物が“その場で買える”という地産地消の場として機能。
• キッズ体験を通じて、家族連れ・子どもを持つ世帯の来場促進に成功。
• 出展者側・来場者側双方に“つながり”・“発見”の場を提供。地域のあらたな交流・出会いが生まれたと思われます。
今後の展望
• 今回で3回目という節目を越え、さらに地域の出展者・来場者ともに“リピーター化”を図っていくフェーズに入っていると言えそうです。
• 出展者・来場者双方の声を生かし、例えば「ワークショップ増設」「地域特産品の発掘・紹介」「デジタル発信強化(SNS活用など)」といった工夫を重ねていくことで、マーケットの魅力をさらに高められるでしょう。
• 「公民連携」という観点からは、行政・観光協会・商工会・企業などの連携モデルとして他地域への展開・ベンチマークになる可能性も秘めています。
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まとめ
「fresh+upマーケットin箕面市役所」は、地域の出展者を主役に、自治体・観光・商工会・企業が協働してつくる“新しいマーケットの形”として、3 回目の開催を迎えました。
マーケットは単なる物販だけでなく、体験・学びを通じて地域の人の「スイッチを入える」場となっており、地場農産物の直売、キッズプログラム、キッチンカーといった多彩なアプローチが、家族・地域住民・出展者を巻き込むイベントに仕上がっています。
このような動きを通じて、地域の“人・モノ・つながり”が活性化していく流れが、確かに現れてきたと言えるでしょう。
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