COMMON株式会社は公民連携の機会を醸成する為に、様々な取り組みを行なっています。
今回は小豆島町、茨木市と連携し「小豆島・茨木EXPO 2024 feat.日本の食まつり」の前夜祭として、両市町の自治体職員や副市長及び町長、地域事業者との交流会を開催いたしました。
そもそも茨木市と小豆島町は、歴史的なつながりを持つ姉妹都市として、長年にわたり文化と経済の交流を深めてきました。
しかし、実際には認知がされていなかったり両市町での事業者同士での交流機会がなかったとのこと。
そこで本イベントでは、2025年大阪・関西万博に向けた機運醸成及び姉妹都市である茨木市と小豆島町の産業交流の促進を図り、地域の魅力を広く発信し両市町の活性化を目指すイベントとして開催しました。
定員20名での募集でしたが予想を超える反響で44名が参加されました。(茨木市、小豆島町の職員は合わせて12名)両市町の自治体職員、両市町の地域事業者、小豆島町で地域活性のプロジェクトを行なった追手門大学の学生達が参加しました。
今回は両市町の交流に加えて、お互いの交流から関係人口の創出やビジネスに発展するためのキッカケづくりを意識して行なっています。
地域産品のPRとして、両市町の特産の紹介や地域の特産品を使って食材を提供させていただいています。
実際には大阪産の食材を使った料理や、小豆島の海苔や佃煮で作ったおにぎり、小豆島産の牡蠣など、参加された事業者の食材なども使用しています。
開会に先立って、COMMON株式会社の増田・枦山からの趣旨説明。
特に今回に関しては民間がハブとなって、姉妹都市の連携を図る取り組みとしては事例がない試みとなっています。特に枦山は3年前から様々な社会実験を小豆島町と行なって来ました。
公民連携を進める上でも、地域事業者との連携はとても大事で様々な社会実験を地域事業者と一緒に進めてきた成果が今回にもつながったかと思います。
乾杯の挨拶では小豆島町から小豆島町商工会の会長、長松様から行なっていただきました。
小豆島の産業を支える商工会から参加者に対してのお土産も用意していただきました。
歓談では、両市町の自治体職員、両市町の事業者、学生がそれぞれバラバラに分かれるようにセッティングしました。
その中で、様々な会話や情報交換、事業の連携や商談まで発展するところもありました。
小豆島町の地域活性化に向けた取り組みとして産官学の取り組みとして、追手門大学の学生からのプレゼンも行われました。緊張しながらも学生は一生懸命に発表し、それを参加された方達は聞き入ってました。
その後にはプロジェクトの意見交換や次への展開についても、自治体職員や事業者ともお話されていました。
茨木市副市長の足立様、小豆島町副町長の谷本様からも両市町の魅力や課題の共有、今後の両市町の交流への期待などもお話され、今後の事業者を含めた交流への期待もされておりました。
今回の機会をきっかけに更なる両市町の発展をお手伝いできればと思います。
今回、行なったように自治体は姉妹都市や広域連携を結ぶこともありますが、交流だけに終わったり具体的な連携や取り組みまで発展しないケースが多いというお話を聞きます。
茨木市と小豆島町と離れた地域にあるからこそ、ふるさと納税やワーケーション、企業版ふるさと納税に繋げるなどすることで自治体同士のメリットを構築出来ることがあります。
自治体の縦割りな部分などを考えるとなかなか進めにくい連携も、今回のように民間をハブにすることで広域連携も取れる形が今回の公民連携での取り組みになるかと思います。
今後、両市町の交流や産業のPRを進めていきますので、茨木市・小豆島町に関わりた事業者や自治体の方がいましたらご連絡ください。
その他、今回のように姉妹都市や自治体連携に興味を持たれている自治体様は一度お問い合わせください。