今回、山口県と公民連携で行う子供の教育×地域活性のイベントを開催しました。
公民連携の様々な場面での連携や社会実験の取り組みが出来るように、地域の事業者とも連携して今回のイベントを開催したのでその開催レポートになります。
開催概要



山口県きらら博記念公園 多目的広場にて開催しています。
来場者数は
2月15日:9,000人
2月16日:25,000人
合計:34,000人
と多くの来場者が参加されました。
詳細の開催概要は下記のHPやチラシをご参照ください。
イベントのオフィシャルHPはこちら

山口朝日放送でCMも行っていただきました。
今回の趣旨



「きららキッズ・職業体験フェスタ」は、遊びと学びの融合をテーマに、子どもたちが楽しみながら職業や防災について学べる場を提供することを目的としています。
地域の企業や団体と連携し、多彩な体験ブースやワークショップを通じて、子どもたちの成長と地域活性化を目指しました。
また、本イベントは閑散期の公園の有効活用という視点も重視し、通常は来園者が少ない冬季に、多くの来場者を集めることで地域経済の活性化にも貢献しました。
さらに、山口県および各市町村との連携により、県内の児童に対して広域的な広報が実現したことが大きな特徴です。阿武町からも職員の方が来てくださり、シティプロモーションの一環として広域連携での山口県での取り組みとなりました。
特に、民間事業者のyab山口朝日放送が中心となり、テレビCMを120本放映するなど、公民連携の成功事例となりました。
実施内容
(1) 職業体験ブース





地元企業や団体が参加し、子どもたちが実際の仕事を体験できるブースを多数設置しました。
下記が実際出店していただいた企業と体験内容になります。
- 金子石材株式会社:サンドブラスト技術を使ったオリジナルコップ作り体験。
- 深川養鶏農業協同組合:食の安全と命の大切さを学ぶ体験。
- 新虎興産株式会社:ウォータージェット技術の体験。
- セキスイハイム中四国株式会社:営業体験(オリジナル名刺作成、アンケート収集)。
- YICビューティモード専門学校:美容体験(ヘア、メイク、ネイル、エステ)。
- yab山口朝日放送株式会社:番組に関するクイズ&抽選会。
- ネッツトヨタ山口株式会社:キッズメカニック体験、エコカー「MIRAI」展示、防災給電デモ。
- JAF:レッカー車の展示、こども安全免許証の発行。
- HondaCars山口中央:タイヤ交換体験、ラジコンカー撮影。
- 山口日産自動車株式会社:車の販売や地域活動の紹介。
- その他多数
(2) 防災学習コーナー





防災車両などを実施し、子どもたちは楽しく防災意識を学びました。
また、弊社イベントの特徴として、避難所設営を意識した設営を徹底。災害時のシミュレーションとして、
3時間で会場を設営し、2時間で撤去できる体制を構築しました。
(3) 「働く車」展示ブース







消防車、パトカー、自衛隊車、重機などを展示し、乗車体験を通じて公共サービスの役割を学びました。
(4) キッズパーク



遊具やアクティビティを設置し、家族で楽しめる空間を提供。
(5) 全国グルメ大集合!キッチンカー / フードフェス






全国のグルメを集めたキッチンカーやフードフェスを開催し、来場者が食を楽しめる環境を整備。
閑散期の公園の利活用と地域活性化
本イベントは、冬季の閑散期における公園の有効活用という大きな意義も持っていました。通常、寒冷期の公園は来園者が少なく、地域の経済活動も停滞しがちです。しかし、3万4千人の来場者を集めることに成功し、地域経済に大きなインパクトを与えました。
具体的な効果
1. 観光・飲食産業の活性化
- 来場者の増加により、周辺の飲食店や宿泊施設、交通機関の利用者が増加。
- フードフェスを通じた地元飲食業者の売上向上。
2. 企業・行政のPR機会の創出
- 地元企業が直接子どもたちや親世代と交流し、自社のサービスをPRできる場を提供。
- 行政の防災意識啓発活動を強化し、地域住民の安全意識向上に寄与。
3. 地域コミュニティの形成
多世代が交流できる場を提供し、地域住民同士のつながりを強化。
4.公民連携の成功例
- 山口県および山口市や阿武町など各市町村と連携し、広域的な広報を実施。
- yab山口朝日放送の協力により、テレビCMを120本放映。
- 官民が一体となり、地域全体でイベントを支えたことで、より多くの来場者獲得に成功。
今後の展開
- 本イベントの成功を踏まえ、他地域の公園や公共施設でも、閑散期の利活用を目的としたイベント開催を検討。
- 地域特化型の職業体験フェスや、防災学習イベントの定期開催を視野に入れ、持続的な地域活性化を目指す。
総括
「きららキッズ・職業体験フェスタ」は、子どもたちの学びと遊びの場であると同時に、地域活性化のモデルケースとして成功を収めました。
特に、県および市町村との公民連携、テレビCMを活用した広域的なPR、災害時を想定した迅速な設営・撤去という点で、他地域のモデルケースとしても参考になる事例となりました。
今後は、全国各地で同様の取り組みを展開し、地域経済と防災意識の向上を両立するイベントを推進していきます。
問い合わせ
今後、住んでいる地域でも開催したい、自分の企業も参加したいなどご要望などがありましたら下記の問い合わせのページからお問い合わせください。
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